植えた後が本番。
幼少期・成長期・成熟期、それぞれの見守り方を完全解説。
基本思想
植え付け = デプロイ完了
↓
そこからが運用・監視フェーズ
↓
ログ(葉・茎・土)を毎日読む
↓
異常を早期発見・早期対処
↓
収穫(リリース)まで安定稼働させる
フェーズ別・見守り方
🌱 幼少期(定着期):植え付け〜2週間
この時期が一番大事。ここで失敗すると取り返せない。
毎日確認すること
① 葉がしおれていないか
→ しおれてたら水不足・すぐ水やり
② 新しい葉が出てきたか
→ 出てきたら定着のサイン
③ 土の乾き具合
→ 表面が乾いたら水やり
④ 害虫がいないか
→ 葉の裏まで確認
定着期の水やり
| 野菜 | 水やり頻度 | 注意 |
|---|---|---|
| ミニトマト・ナス・ピーマン | 毎日・株元に | 葉にかけない |
| きゅうり | 毎日・たっぷり | 乾燥厳禁 |
| 枝豆・インゲン | 2日に1回 | 過湿注意 |
| オクラ | 毎日 | 根が弱い・丁寧に |
定着完了のサイン
✅ 新しい葉が出てきた
✅ 葉がしおれなくなった
✅ 茎がしっかりしてきた
↓
ここから成長期の管理へ移行
🌿 成長期:定着後〜収穫前
自立した野菜を適切にサポートする時期。
週1回確認すること
① 草丈・葉の状態
② 害虫・病気のサイン
③ 支柱・誘引の確認
④ 土の状態(pH・水はけ)
⑤ 追肥のタイミング
水やりの基本
| 野菜 | 成長期の水やり |
|---|---|
| ミニトマト | 土が乾いてから・乾燥気味に |
| ナス | 土が乾いたらたっぷり・真夏は朝夕 |
| ピーマン | 2〜3日に1回 |
| きゅうり | 毎日・土を乾かさない |
| 枝豆 | 土が乾いたら・花が咲いたら毎日 |
| オクラ | 2〜3日に1回・真夏は毎日 |
追肥のタイミング
植え付けから3〜4週間後に1回目の追肥
↓
その後は2〜3週間おきに追肥
↓
実がなり始めたら追肥を増やす
| 野菜 | 追肥の頻度 | 量 |
|---|---|---|
| ミニトマト | 2〜3週間おき | 一つまみ(5g)/株 |
| ナス | 2週間おき | 一つまみ(5g)/株(肥料食い) |
| ピーマン | 3週間おき | 少なめ(3g)/株 |
| きゅうり | 2週間おき | 一つまみ(5g)/株 |
| 枝豆 | 不要 | マメ科は追肥しない |
| オクラ | 3〜4週間おき | 少なめ(3g)/株 |
🍅 成熟期:実がなり始め〜収穫
収穫タイミングを見極める時期。
収穫のサイン
| 野菜 | 収穫のサイン | 注意 |
|---|---|---|
| ミニトマト | 実が赤くなった・触ると少し柔らかい | 完熟直前が一番甘い |
| ナス | 長さ10〜15cm・ツヤがある | 大きくなりすぎると種が硬くなる |
| ピーマン | 長さ6〜8cm・緑色で張りがある | 赤くなっても食べられる |
| きゅうり | 長さ18〜20cm | 大きくなりすぎると苦くなる |
| 枝豆 | さやがふっくらして豆が見える | さやが黄色くなる前に |
| オクラ | 長さ5〜8cm | 大きくなると固くて食べられない |
野菜のSOSサインと対処法
🚨 水不足のサイン
葉がしおれる・下を向く
↓
朝に確認してしおれてたら水不足
(夕方のしおれは暑さによる一時的なもの)
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すぐたっぷり水やり
🚨 水過多のサイン
葉が黄色くなる・根元が腐る臭い
↓
水やりを減らす
↓
土を少し掘って根の状態を確認
🚨 肥料不足のサイン
葉全体が薄い黄色になる
茎が細くなる
成長が止まる
↓
液体肥料で即効補給
その後は固形肥料で追肥
🚨 肥料過多のサイン
葉が濃い緑で大きい・茂りすぎる
実がならない・花が落ちる
↓
追肥をしばらく停止
水をたっぷりやって肥料を流す
🚨 病気のサイン
| サイン | 病気 | 対処 |
|---|---|---|
| 葉に白い粉 | うどんこ病 | 風通しを良くする・重曹水を散布 |
| 葉に茶色い斑点 | 疫病・炭疽病 | 病気の葉を除去・薬剤散布 |
| 葉が縮れる・歪む | ウイルス病 | 抜いて処分(感染拡大防止) |
| 実の底が黒くなる | 尻腐れ病 | カルシウム補給・水やり均一に |
🚨 害虫のサイン
| サイン | 害虫 | 対処 |
|---|---|---|
| 葉の裏に小さい虫 | アブラムシ | 水で洗い流す・天敵を呼ぶ |
| 葉に穴が開く | アオムシ・ヨトウムシ | 手で取る・防虫ネット |
| 葉がかすれる | ハダニ | 水をかける・乾燥防止 |
| 茎の根元が食われる | ネキリムシ | 株元を掘って探す |
整枝・摘心ガイド
ミニトマト
脇芽を取る(重要)
↓
葉と茎の間から出てくる小さい芽
↓
小さいうちに手で摘み取る
↓
放置すると栄養が分散して実が小さくなる
摘心:
支柱の高さまで伸びたら先端を切る
ナス
3本仕立てが基本
↓
主枝1本+側枝2本を残す
↓
それ以外の脇芽は摘み取る
きゅうり
親づる:支柱の高さまで伸ばす
子づる:5〜6節で摘心
↓
週1回こまめに誘引
↓
上まで届いたら親づるを摘心
ピーマン・オクラ
基本放任でOK
↓
混み合ってきたら葉を間引いて風通しを確保
日常管理チェックリスト
毎日(幼少期)
- [ ] 葉のしおれ確認
- [ ] 水やり(土の乾き具合を見て)
- [ ] 害虫確認(葉の裏)
- [ ] 新葉が出てるか確認
週1回(成長期)
- [ ] 草丈・成長具合の確認
- [ ] 支柱・誘引の調整
- [ ] 脇芽取り(トマト)
- [ ] 病害虫の確認
- [ ] 追肥のタイミング確認
- [ ] 日記・データ記録📓
月1回
- [ ] pH確認
- [ ] 土の状態確認
- [ ] 肥料の効き具合を評価
- [ ] 次のスプリントの準備状況確認
運用ログのつけ方(日記)
日付・天気・気温
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水やりしたか
↓
気になったこと(葉の色・虫・病気)
↓
対処したこと
↓
収穫した野菜・量
これを続けると翌年の精度が上がる。
データが蓄積されるほどアーキテクト式農業が強くなる。
野菜は毎日語りかけてくる。
葉の色・茎の太さ・土の状態がログだ。
それを読める人が、収穫(リリース)を最大化できる。🍅
アーキテクト式農業 運用フェーズ vol.1