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実装フェーズ vol.5:じゃがいも特殊枠 🥔

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じゃがいもは他の野菜と植え方が全然違う。
種芋から育てる・ホームセンターで種芋を買う前提。


じゃがいもが特殊な理由

他の野菜:苗 or 種から育てる
 ↓
じゃがいも:種芋(小さいじゃがいも)から育てる
 ↓
植え方・管理・収穫まで全部独自ルール
 ↓
特殊枠として別volに分離

基本設定

植え付け時期:3月上旬〜中旬(春作)
収穫時期:6月
区画:A区画(ナス科・春作)の一部
耕し深さ:30cm(中耕)
畝の高さ:15〜20cm(高畝)
畝の幅:60cm(1列)
株間:30cm

種芋の買い方・選び方

ホームセンターで

2月中旬〜3月上旬に並び始める
 ↓
早めに買う(人気品種は売り切れる)
 ↓
袋入り(500g〜1kg)で売ってる

品種の選び方

品種 特徴 v1.0推奨
男爵 ほくほく・粉質・コロッケ向き ✅ 定番
メークイン しっとり・煮崩れしにくい ✅ 定番
キタアカリ 甘い・栄養価高い ✅ おすすめ
シャドークイーン 紫・見た目が面白い v2.0以降

初回は男爵かメークインが失敗しにくい。

良い種芋の見分け方

良い種芋 避ける種芋
硬くてしっかりしてる 柔らかい・腐ってる
芽が出かけてる 芽が全くない
50〜100g程度 大きすぎ・小さすぎ

① 畝の作り方

幅60cm・高さ15〜20cmの高畝

じゃがいもはナス科なので酸性土が好き
 ↓
石灰は入れない(そうか病が出やすくなる)
 ↓
堆肥・腐葉土をしっかり混ぜ込む
 ↓
深さ30cmまで耕して石を除去

② 種芋の準備(植え付け2週間前)

芽出し(萌芽処理)

種芋を日光の当たる場所に2週間置く
 ↓
芽が1〜2cm出てきたら準備OK
 ↓
暖かい室内・窓際がベスト

種芋の切り方(大きい場合)

50g以下:そのまま植える
50g以上:切って使う

切り方:
 → 芽が均等に分かれるように切る
 → 切り口に草木灰を塗る(腐り防止)
 → 切ってから2〜3日乾燥させる(重要)
 → 乾燥させないと腐る

③ 植え穴の深さと植え方

深さ10〜15cmの穴を掘る
 ↓
穴の底に化成肥料を入れる(後述)
 ↓
土を5cm被せる
 ↓
種芋を芽が上になるように置く
 ↓
土を被せる(種芋の上に10cm程度)
 ↓
完成

芽が上を向いているか必ず確認する


④ 植え穴への化成肥料

穴の底に化成肥料を一つまみ(5g)
 ↓
土を5cm被せる(種芋と肥料を直接触れさせない)
 ↓
種芋を置く

じゃがいもに石灰は絶対に入れない

石灰 → アルカリ化 → そうか病発生
 ↓
表面がざらざら・でこぼこになる
 ↓
食べられるが見た目が悪い・品質低下

⑤ 植え付け後の水やり

時期 水やり
植え付け直後 水やり不要
発芽まで(2〜3週間) 基本不要(土が極端に乾いたら少し)
発芽後〜茎葉成長期 週1〜2回
花が咲いてから 週2〜3回(芋が肥大する時期)
収穫2週間前 水やり停止

植え付け直後に水をやりすぎると種芋が腐る
これがじゃがいも最大の特徴。


⑥ 芽かき(超重要)

発芽して茎が5〜10cmになったら芽かき

1つの種芋から複数の芽が出る
 ↓
そのままにすると芋が小さくなる
 ↓
強い芽を2〜3本残して他を摘み取る

芽かきの方法:
 → 残す芽を指で押さえる
 → 摘み取る芽を根元から引き抜く
 → 種芋ごと抜けないように注意

⑦ 土寄せ(じゃがいも独自の作業)

芽かきの後・茎が15〜20cmになったら

なぜ土寄せが必要か:
 → じゃがいもは土の中の茎に実がなる
 → 芋が地表に出ると緑色になる(ソラニン・毒)
 → 土を被せて光を遮断する

土寄せの方法:
① 茎の周りに土を寄せて盛り上げる
② 畝の高さが30cmになるくらい
③ 2〜3週間後にもう一度土寄せ

⑧ 支柱

じゃがいもに支柱は不要
 ↓
茎が倒れても芋は育つ
 ↓
ただし風が強い場所は短い支柱1本あると安心

植え付け手順まとめ(当日の流れ)

2週間前:種芋の芽出し・必要なら切って乾燥

当日:
① 畝を高畝に整える(石灰なし)
② 30cm間隔で深さ10〜15cmの穴を掘る
③ 穴の底に化成肥料→土を5cm被せる
④ 種芋を芽が上になるように置く
⑤ 土を10cm被せる
⑥ 水やりしない(ここが他の野菜と違う)

2〜3週間後:
発芽を確認
 ↓
茎が5〜10cm:芽かき(2〜3本残す)
 ↓
茎が15〜20cm:1回目の土寄せ
 ↓
2〜3週間後:2回目の土寄せ
 ↓
花が咲く:水やり増やす・追肥
 ↓
葉が黄色くなり始める:収穫のサイン
 ↓
2週間前から水やり停止
 ↓
収穫(リリース🥔)

収穫のタイミング

葉が黄色くなり始めた
 ↓
茎が倒れてきた
 ↓
晴れた日が2〜3日続いた後
 ↓
試し掘りして確認
 ↓
全部収穫

収穫後は2〜3時間日陰で乾燥させてから保管


袋栽培バージョン(石・連作障害ゼロ)

培養土の袋をそのまま使う

① 袋を立てた状態で下1/3を折り返す
② 種芋を2〜3個置く
③ 土を被せる
④ 芽が出たら袋を少し広げて土を追加
⑤ これを繰り返す(土寄せの代わり)
⑥ 収穫は袋をひっくり返すだけ

石の心配ゼロ・連作障害ゼロ・変形芋ゼロ
畑のスペースが足りない場合の最強代替手段。


よくある失敗と対策

失敗 原因 対策
種芋が腐る 植え付け後に水やりしすぎ 発芽まで水やり不要
芋が小さい 芽かきをしなかった 2〜3本に絞る
芋が緑色になる 土寄せ不足・光が当たった こまめに土寄せ
そうか病(表面がざらざら) 石灰を入れた・アルカリ土壌 石灰は絶対入れない
芋が変形・又根 石・硬い層がある 深耕・石除去 or 袋栽培
収穫量が少ない 花が咲いてからの水不足 肥大期にしっかり水やり

じゃがいもは「植えたら水やるな」から始まる
他の野菜と真逆のルールを持つ個性派。
でもルールさえ守れば必ず収穫できる。🥔


アーキテクト式農業 実装フェーズ vol.5(特殊枠)

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